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ドイツ Germany
●FIFAランキング…2→2→2→2位 ●サッカー協会…DEUTSCHER FUSSBALL-BUND
【12大会連続14回目】
ワールドカップの歴史で何度も「ゲルマン魂」を見せつけ、'54年/'74年/'94年の3回の優勝、'66年/'82年/'86年の3回の準優勝を誇る、ヨーロッパ・サッカーの雄、ドイツ(記録は西ドイツ時代を含む)。華麗さはないけれど、最後の1秒までひたすらゴールに向かって闘い抜くスタミナ精神力はサッカー界でも独特のものがあります。'74年には開催国にもなっています。
しかし、前大会ではまさかのベスト8での敗退。'96年欧州選手権にも優勝して相変わらずの勝負強さはあるものの、今回もメンバーの世代交代に失敗し、ベテランも故障が多いなど優勝候補としては問題を抱えます。
とにかく年齢層が高いドイツ代表、その分ビッグネームが目白押しです。ゲームメーカーのメラー、守備の要ザマー、コーラー、攻撃陣としては貴公子クリンスマンも33歳で、大爆発中のビアルホフが注目ナンバー1でしょうか。
空軍ワールドカップのコーナーが始まって、「サッカー&空軍総合で最強はどこか」という話をよくします。この有力候補がドイツでしょう。冷戦終了で肩の荷はおりたものの、NATOの要であることは変わりありません。
ルフトヴァッフェ(ドイツ空軍)の要員は約8万名、作戦機約500の大戦力です。また、海軍航空隊も作戦機を約60機保有しています。
ユーロファイターEF-2000の配備までは、旧式のF-4FファントムIIがまだまだ防空の主力(150機)です。また、東ドイツ空軍の保有機だったMiG-29ファルクラム約20機を運用しています。打撃力としてトーネードIDS/ECRを300機弱、海軍航空隊もトーネードIDSを50機以上配備しています。
ドイツの航空産業と言えば、欧州連合航空メーカーに入るDASA(ダイムラーベンツ・エアロスペース)社。トーネード、アルファジェットやEF-2000の共同開発など、欧州航空界を支えている存在です。
●ドイツ空軍公式サイト
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アメリカ合衆国 U.S.A
●FIFAランキング…26→12→16→15位 ●サッカー協会…US SOCCER
【3大会連続6回目】
「サッカー不毛の地」と呼ばれ、アメフトやバスケットボールなどでスポーツ層を作ってきた米国ですが、W杯も今回で3回連続の出場(前回は開催国)、国内リーグMLSもそれなりに定着し、汚名を返上しつつあります。
今回の選手は、スターのDFララス、FWウィナルダなど、自国開催の前回と変わり映えのしない面子です。
「航空戦力」という言葉は米国のためにあるのではないかと思うほど、米軍は圧倒的な存在です。今回の32ヶ国にロシアや中国が入っていないこともありますが、W杯優勝国が束になっても敵いそうにありません…。
米軍では、空軍、海軍、海兵隊が作戦機を運用しています。空軍は要員約38万名、戦術機(戦闘機/攻撃機)約1,800機、爆撃機180機以上を保有しています。海軍はニミッツ級7隻を主力とする12隻の空母を持ち、作戦機は約1,500機。海兵隊も400機以上の作戦機を持ちます。
空軍の装備は、主力戦闘機F-15イーグル×約630、F-16×約780、A-10サンダーボルトII攻撃機×200以上、F-117ステルス攻撃機×54などの戦術機、B-1Bランサー×84、B-52×85、B-2ステルス爆撃機×14と、まさにスーパーパワー。
海軍はF-14トムキャット×約400、F/A-18ホーネット×約800、海兵隊もAV-8BハリアーII×175、F/A-18ホーネット×240と中小国の空軍力を軽く上回ります。
米国の防衛航空産業は昨今急速に統合が進んでおり、ボーイングがマクダネル・ダグラスを吸収、ロッキードもノースロップ・グラマン合併を進めています。
軍縮を進めながらも次期主力戦闘機F-22ラプターや、F/A-18Eスーパーホーネットも量産が始まり、当面は軍事航空界のリーダーとして君臨するでしょう。
●アメリカ空軍公式サイト
●アメリカ海軍公式サイト
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ユーゴスラビア Yugoslavia
●FIFAランキング…20→8→12→8位 ●サッカー協会…YUGOSLAV FOOTBALL ASSOCIATION
【2大会ぶり9回目】
脂ののった豊富なタレントを揃えながらも、内戦に対する国連の制裁措置により、国際サッカー試合に参加できないでいた新ユーゴ。「優勝候補」というにはやや安定を欠きますが、シード国ドイツもうかうかできない強敵です。
ドイツ同様メンバーの年齢が高いのがユーゴの弱点。しかし悔しかった対外試合の禁止が解けた強者達はモチベーション充分です。Jリーグ名古屋グランパスで活躍、ピクシーの異名を持つテクニシャンストイコビッチ、天才サビチェビッチのベテランに加え、今回最も注目なのが新エース、ミヤトビッチです。ドイツDF陣のハードマークが彼らをどう押さえるか、対戦が楽しみなカードでしょう。
国とともにサッカー選手も空軍も分裂しているのがユーゴスラビアです。29,000名の要員と280機の作戦機を持ち、防空戦力としてMiG-29ファルクラム十数機と老朽化したMiG-21フィッシュベッド約60機、攻撃機に国産のSOKO J-22オラオやG-4 スーパーガレブを運用しています。
ユーゴスラビアの航空産業としては、国産機ガレブ/スーパーガレブや共同開発機オラオを開発しているSOKO社があります。
●ユーゴスラビア空軍公式サイトはないようです。
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イラン Iran
●FIFAランキング…46→47→45→46位 ●サッカー協会…IR IRAN FOOTBALL FEDERATION
【6大会ぶり2度目】
イランと言えば、日本とアジア第3代表の座を賭けマレーシアで苦闘したのが記憶に新しいところ。その後、これまた苦戦しながらもオーストラリアとのプレイオフを勝ち抜き、辛くもフランスへの切符を手にしました。ところが、ドイツとユーゴという強豪が待ちかまえるばかりか、国家の宿敵・米国と同グループになり、全く気の抜けない1次リーグでまたまた苦闘するすことになりそうです。
しかし、イランは欧州勢にも引けを取らない強力な攻撃陣を持っており、強豪相手に一泡吹かせることもないとは言えないでしょう。中盤低めから飛び出しゴールを狙うことのできるMFバゲリ、身体能力、テクニックとも強烈なFWアリ・ダエイ、小柄で突破力のあるFWアジジと、日本でもお馴染みの3人は、ドイツでプレイするワールドクラスのプレイヤーです。
歴史上、中東を巡る軍事力バランスの微妙な点に位置したイラン、パーレビ国王時代の米国製装備は豪華絢爛でしたが、現在でも稼働状態にあるのがどの程度なのか、怪しいところでしょう。空軍要員30,000名、保有作戦機は約300機と言われます。親米政権時に購入したF-14トムキャットは、60機中半数以上がスクラップ状態と思われます。米国製としては他にF-4D/EファントムII、F-5E/FタイガーIIがあります。加えて、中国製のJ-7(MiG-21改)、湾岸戦争時にイラクから逃れてきた機体のスホーイSu-24フェンサー攻撃機、MiG-29ファルクラム戦闘機などが主力でしょう。
●イラン空軍公式サイトはないようです。
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