ホーム(H) 放熱レポート ご感想/ご投稿 '98.02.22 THE HORNETS'80 Web

世界の空軍ワールドカップ Part-4
THE AIR FORCE WORLD CUP!
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年、1998年はフランス・ワールドカップの年。熾烈なアジア予選を通過して日本も初めて出場できる、記念すべき大会です。このコーナーでは、W杯を記念して(^-^;)、16回大会となるこのフランス大会出場32ヶ国のサッカー力と空軍力を紹介していきたいと思います。
 第4回目は、不振と見せかけて不気味なこともある古豪、イタリアが組み込まれている『グループB』の4ヶ国です。
Group B

イタリア Italy
●FIFAランキング…9→14→13→16位 ●サッカー協会…FEDERAZIONE ITALIANA GIUOCO CALCIO
10大会連続14回目

 前回アメリカ大会では満身創痍ながらも決勝に進出し、史上初めてPK戦で屈するという無念を味わったのが、ヨーロッパ・サッカーの雄イタリアです。'34年大会と'90年大会の2回の開催14回の出場(ブラジルに続く2番目)、'34年、'38年、'82年の3回の優勝、2回の得点王輩出と、まさに「カルチョの国」の栄光を歴史に刻んでいます。
 そのイタリアも今大会に向けては苦しんでおり、出場はロシアとのプレーオフの末辛くも勝ち取った始末。世界最高と称されていたリーグ戦、セリエAの人気もイングランドやスペインに押され気味の感があります。しかし、ねばり強さを持つイタリア・サッカー、簡単に没落するとは思えません。
 '94年米国大会で(悲劇の?)ヒーローとなったロベルト・バッジョに代わって、イタリアのエースとして頭角を現しているのが若き天才アレッサンドロ・デル・ピエロ。今大会のスター達の中でも最も注目の一人でしょう。中盤のアルベルティーニ、左サイドのマルディーニなど、安定感のある選手を多数抱えているのが強みでしょう。課題は攻撃の決定力でしょうか。
 NATOの中核の一つでもあるイタリアは、約68,000名の兵力、400機近い作戦機の空軍を持ちます。まだ旧式のアレニアF-104S/ASAスターファイターも相当数残っていますが、要撃機としてトーネードF.3、攻撃機としてトーネードIDSAMX-1という強力な布陣です。
 また、イタリア海軍は対潜空母G.ガルバルディを保有し、AV-8BハリアーIIを数機搭載しています。
 アエルマッキ、アレニア、アグスタなどの航空産業を持つイタリアですが、ヨーロッパ全般の傾向に洩れず、単独で軍用機を開発することが経済的に難しくなっています。英・独と共同で開発した可変翼の戦術機パナヴィア・トーネードやブラジルとの合作、AMXなどで、次期戦闘機も、英・独・スペインと開発中のユーロファイター2000を2000年から配備する予定です。
●イタリア空軍の公式サイトはありません

チリ Chile
●FIFAランキング…16→7→8→6位 ●サッカー協会…FEDERACION DE FUTBOL DE CHILE
【4大会ぶり7回目

 ワールドカップにおけるチリと言えば、サッカーファンには悪名高い事件で有名です。'90年イタリア大会の南米予選、ゴールキーパーが"偽装負傷"を行ったのがばれて、'90年大会はもちろん、次の'94米国大会も参加を停止させられていたのです。ようやく処分の解けた今大会で、激烈な予選を何とか勝ち残り、ようやく4大会ぶりの出場を果たしたというわけです。
 もう一つ、今大会でチリが注目される要因が、強烈な得点力を持つストライカー、サラスの存在です。予選で11得点を挙げ、ベテランのエース、サモラノ(12得点)とともに、ブラジルにも劣らないと言われる魅力的な攻撃を支えます。鉄壁の守備を誇るイタリアとの対戦は、グループ・リーグの見どころの一つになりそう。
 縦に細長い形状の国土を持つチリですが、13,000名の要員と、110機の作戦機という意外と強力な空軍を持っています。
 主力機はミラージュ5BAミラージュ50をそれぞれ20機、15機配備。他にF-5E/FA-37Bドラゴンフライや、CASA C-101アビオジェットのライセンス機であるエナエルA-36"ファルコン"といった対地支援攻撃機を50機以上持っています。
 チリの航空産業としては、上記のA-36やミラージュなどをライセンス生産しているエナエル社があります。
チリ空軍サイト (スペイン語)


カメルーン Cameroon
●FIFAランキング…53→49→48→48位 ●サッカー協会…FEDERATION CAMEROUNAISE DE FOOTBALL
【3大会連続4回目

 高い身体能力でサッカー界にも「アフリカ旋風」が巻き起こっていますが、このカメルーンは'90年イタリア大会でベスト8に進出している"強豪"。ロジェ・ミラオマン・ビイクなどの有名選手も出ています。
 日本では、'97年のJリーグ得点王、ガンバ大阪の「黒豹」エムボマが引っ張るチームとしても注目されています。予選でも強烈なシュートを見せつけたエムボマは第2の母国フランスで活躍を見せてくれるでしょうか。また、スペイン・リーグで活躍したゴールキーパーのソンゴオも注目選手です。
 カメルーン空軍は要員300名、作戦機14機の弱小空軍。ダッソー/ドルニエ・アルファジェット攻撃機4機とフーガCM170マジステール攻撃機10機を保有しているとされていますが、稼働状態にあるのかどうか怪しいところ。AS342ガゼルやAS330ピューマなどヘリ主体の航空戦力のようです。
●カメルーン空軍サイトは確認できませんでした。

オーストリア Austria
●FIFAランキング…25→27→28→28位 ●サッカー協会…OSTERREICHISCHER FUSSBALL-BUND
【2大会ぶり7回目

 欧州の伝統国、オーストリア。サッカーも意外と強く、ワールドカップでは7回出場中、'34年イタリア大会で4位、'54年スイス大会で3位になっています。今大会の予選でもスコットランド、スウェーデン(前大会3位)を押しのけて、8勝1敗1分けで予選グループを1位通過しています。
 ドイツで活躍する選手が多く、今大会での注目選手もブンデスリーガでプレイするポルスター(フォワード)、ヘルツォーク(ミッドフィルダー)、そしてトヨタカップで来日し、素晴らしいプレイを見せて世界一に貢献したディフェンスのファイヤージンガーといった面々でしょう。
 オーストリアは、中立国とあって装備をスウェーデンから調達しているのが特徴です。いずれも旧式で、サーブJ-35OEドラケン戦闘機24機と、サーブ105OE攻撃機29機が作戦機となっています。要員は4250名。
オーストリア空軍サイト (ドイツ語)

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※FIFAワールドランキングは12/22→2/18→3/18→4/22版。詳細は「FIFA ONLINE
「フランスW杯オフィシャル・サイト」

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