ホーム(H) 放熱レポート ご感想/ご投稿 '98.01.22 THE HORNETS'80 Web

世界の空軍ワールドカップ Part-2
THE AIR FORCE WORLD CUP!
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年、1998年はフランス・ワールドカップの年。熾烈なアジア予選を通過して日本も初めて出場できる、記念すべき大会です。このコーナーでは、W杯を記念して(^-^;)、16回大会となるこのフランス大会出場32ヶ国のサッカー力と空軍力を紹介していきたいと思います。
 第2回目は、ホスト国フランスが組み込まれている『グループC』の4ヶ国を取り上げます。
Group C
フランス国旗
フランス・ラウンデル
フランス France
●FIFAランキング…6→6→14→25位 ●サッカー協会…Federation Francaise de Football
【3大会ぶり10回目

 「ワールドカップの生みの親」フランス。'58年スウェーデン大会と'86年にメキシコ大会で3位まで勝ち進んでいますが、まだ優勝の経験がありません。第3回'38年大会に続き、2回目のホスト国となる'98年、その活躍が注目されています。特に前回'94アメリカ大会で、予選最終戦「ロスタイムの悲劇」によりまさかの出場漏れとなっていますので、屈辱を晴らしたいところでしょう。
 フランス・サッカーと言えば、"将軍"ミシェル・プラティニ('78/'82/'86大会出場)というスーパースターを忘れるわけにはいきません。ヨーロッパで得点王、最優秀選手を3年連続で奪うなど栄華を誇った将軍が運営を担っているフランス大会、スペクタクルが期待されます。
 '98の注目選手は、何と言っても「プラティニの再来」と騒がれる天才的ゲームメーカーのジダンです。さらにフォワードのジョルカエフ、中盤のデシャンも見逃せません。
 "NATOのようでNATOでない"独自路線のフランス軍も、防衛企業の再編などポスト冷戦の混乱のただ中にあります。
 フランス・サッカーと言えばプラティニ、フランス戦闘機と言えばミラージュ。世界を席巻したミラージュIIIシリーズには及ばないものの、後継機ミラージュ2000も採用国を増やしています。次世代機ラファールも配備に向かい開発中。
 フランス空軍は90,000名近い要員、作戦機680以上を誇る大所帯。戦闘機はミラージュ2000C×95機を主力にミラージュF-1Cも70機以上残します。さらに、新型の戦闘攻撃機ミラージュ2000-5Fの配備が始まっています。攻撃機は通常兵器用のミラージュ2000Dと核兵器用のミラージュ2000Nをそれぞれ70機以上、そしてSEPECAT ジャギュアAも約70機運用しています。
 他にフランス海軍航空隊(要員8100名)がシュペルエタンダール×約50機、LTV F-8P(FN)クルーセイダー×15機程度を保有しています。
 60〜70年代に世界を席巻したほどのシェアはありませんが、ダッソー社、ヘリコプターで大きなシェアを持つユーロコプター社(ドイツとの共同出資。元アエロスパシアル)とフランス製の機体はまだまだ健在。
フランス国防省サイト

南アフリカ South Africa
●FIFAランキング…31→36→20→21位 ●サッカー協会…South African Football Association
初出場

 アパルトヘイト政策への国際的制裁により、長らく国際スポーツへの参加を禁じられてきた南アフリカですが、同政策を撤廃し、ワールドカップへも'94年アメリカ大会予選から復帰しています。今大会ではアフリカ枠の拡張にも助けられ、初出場を果たしました。
 南アフリカは'96年アフリカ選手権で優勝しており、侮れない実力を持っているとも言われています。有名選手は少ないですが、スイスリーグでプレイするディフェンダーのニャティが注目でしょうか。
 国際的な制裁はスポーツだけでなく、当然ながら武器禁輸措置が厳しく執られてきました。元々フランス製ミラージュ・シリーズのユーザーだった南アフリカは、それらを改修・近代化し主力機に充てています。
 これがアトラス社の「チータ」シリーズです。チータは、同様にミラージュを改良しクフィル・シリーズを開発した経験を持つイスラエルのIAI社の協力で実現し、戦闘爆撃機型DZ、昼間戦闘機EZなどが計30機程度あるとされています。
 同様にアエルマッキMB-326を改修した「インパラII」軽攻撃機も配備しています。推定ですが、要員約9,000名、作戦機総数240機以上と見られています。
 上記のように輸入機を改修して国産機として配備している南アフリカですが、AS330ピューマを大幅に改造した攻撃ヘリ、アトラスCSH-2「ローイフォルク」も開発しており、16機を配備する予定です。
南アフリカ国防省サイト
アンオフィシャルの空軍サイトが充実していて、参考になりました。


サウジアラビア Saudi Arabia
●FIFAランキング…33→32→34→38位 ●サッカー協会…Saudi Arabian Football Federation
【2大会連続2回目

 '94年アメリカ大会で、初出場ながら1次リーグを2勝1敗で通過、スウェーデンに破れベスト8はならなかったものの中東パワーを見せつけたのがサウジアラビアです。特に、対ベルギー戦でオワイランの見せた50mを超えるドリブル中央突破からのゴールは大会ベストゴールの一つと称されました。
 今大会では結果的にはグループ1位だったとはいえ予選で苦しみ、前回に比べてタレント不足が指摘されています。2列目のアルムワリードがエース。オワイランが復帰するそうですが、1年のブランク後では厳しいでしょう。
 航空マニアにとっては、サウジは湾岸戦争での米空軍の出撃基地として記憶に残っています。政情が安定していることから米国に信頼され、F-15Sイーグル×62、トーネードADV×24、E-3Aセントリー×3という強力な防空戦力を保持しています。
 作戦機としては他にトーネードIDSF-5E/FタイガーIIライトニングF.3など計290機以上を誇ります。空軍の要員は18,000名。
●サウジアラビア空軍サイトは確認できませんでした。

デンマーク Denmark
●FIFAランキング…8→24→26→20位 ●サッカー協会…Danish Football Association
【3大会ぶり2回目

 '86メキシコ大会で初出場にして注目された(結果はベスト16)デンマーク。今回も予選を手堅く1位で勝ち抜け、モダンなプレシング・サッカーで12年前以上の成績を虎視眈々と狙っている、隠れた強豪国の一つです。
 ミカエル/ブライアンのラウドルップ兄弟の攻撃力が注目ですが、世界最強のゴールキーパーと言われるシュマイケルがゴールマウスに立ちふさがっているのも強み。
 デンマーク軍は典型的なNATOの小国の配備。8,000名の要員にNATO標準のF-16A/Bファイティングファルコン×約70機が、作戦機の全てです。
デンマーク空軍サイト

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※FIFAワールドランキングは12/22→2/18→3/18→4/22版。詳細は「FIFA ONLINE
「フランスW杯オフィシャル・サイト」

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