ホーム(H) 放熱レポート ご感想/ご投稿 '98.07.06 THE HORNETS'80 Web

世界の空軍ワールドカップ Part-8
THE AIR FORCE WORLD CUP!
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年、1998年はフランス・ワールドカップの年。熾烈なアジア予選を通過して日本も初めて出場できる、記念すべき大会です。このコーナーでは、W杯を記念して(^-^;)、16回大会となるこのフランス大会出場32ヶ国のサッカー力と空軍力を紹介していきたいと思います。
 第8回は、老雄率いるルーマニアコロンビアが若手の活躍するイングランドとどう争うか注目の『グループG』を取り上げます。
Group G
イングランド
イギリス空軍
イングランド England
●FIFAランキング…4→5→5位 ●サッカー協会…THE FOOTBALL ASSOCIATION
【2大会ぶり10回目

 「サッカーの母国」イングランドは、その協会名も"THE FOOTBALL ASSOCIATION"…「イングランドの」という説明は不要というわけです。しかし、ワールドカップにおいては自国開催の'66大会で優勝した他は、ベスト4も'90年の1回のみと華々しい成績は残していません。前回は予選落ちという屈辱をも味わい、雪辱に燃えます。
 それも、今回はオールドスタイルと言われた「縦ポン」サッカーを捨て、ホドル監督の元近代的なパスサッカーチームに変身、タレントも揃え優勝候補の一つといわれています。
 注目選手は、ベテランのスター選手、ガスコインは代表漏れしましたが、わずか18歳でイングランドのトップリーグであるプレミアリーグの得点王に輝いたオーウェンと、実力・ルックスとも人気No.1のベッカムの若手攻撃コンビが見逃せません。
 イギリスについては、すでにスコットランド編で海軍をご紹介しました。ここでは、「RAF」と呼ばれるイギリス空軍を扱います。
 長かった不況により、女王陛下の空軍もかなり縮小されましたが、それでも7万人以上の要員と、600機近い作戦機を擁するNATOの中核となる戦力を誇ることには変わりありません。
 要撃戦力として共同開発した主力機、トーネードF.3を100機以上、地上攻撃機も同じくトーネードGR.1を170機以上保有。さらに、湾岸戦争でもお目見えしたジャギュアGR.1攻撃機も50機が残ります。空中作戦の目としてAWACS、セントリーAEW.1(E-3)も7機保持しています。
 スピットファイアやハンターといった名機を産んできた名門、イギリスの航空産業も、BAeに統合されて規模は寂しくなりました。しかし、トーネード、ジャギュアなど数多くの国際プロジェクトで中心となり、次世代機ユーロファイターも軌道に乗せ、対米国メーカーへの欧州グループ結束を図ります。
RAF公式サイト

ルーマニア Romania
●FIFAランキング…7→11→15→22位 ●サッカー協会…FEDERATION ROUMAINE DE FOOTBALL
3大会連続7回目

 国家の混乱期を抜け、ワールドカップ本大会に3連続出場を果たしたルーマニア。しかし、前'94アメリカ大会ですでに「1人のゲームメーカーに頼り切ったサッカーは通用しない」とこきおろされていました。結果はアルゼンチンを破り過去最高のベスト8に進出したのですが、今回も世代交代はうまくいっていない模様です。
 その「1人のゲームメーカー」が"東欧のマラドーナ"と称されるゲオルゲ・ハジ。一本のスルーパスで敵の守備を切り裂く左足の天才肌。加えて、イリエモルドバンなど若手の攻撃陣がハジのパスを受けてどう得点するか、注目されます。
 旧ワルシャワ条約加盟国のルーマニアは、国籍マークが星形からラウンデルに変わっています。戦力的にはさほどの変化はなく、1飛行隊(20機前後?)程度のMiG-29の他は、MiG-23MiG-21といった旧式機しか保有していないと思われます。
 ルーマニアの航空業界には、アビオアネ社があります。同社では空軍向けの高等ジェット練習機IAR-99ショイム、その発展型のIAR-109スイフトを開発・生産しています。
ルーマニア国防省
コロンビア
コロンビア Colombia
●FIFAランキング…10→15→17→13位 ●サッカー協会…Federacion Colombiana de Futbol
3大会連続4回目

 '94年アメリカ大会、コロンビアは爆発的な攻撃力を買われ、ペレを始めとして世界中から「優勝候補」の名を欲しいままにしました。しかし、結果はグループリーグでの敗退、オウン・ゴール(自殺点)を出してしまったエスコバル選手が帰国後射殺されるなど、優勝どころか大きな汚点を残してしまったのです。
 しかし、今大会でも4年前とさほどメンバーは変わりません。ルーマニアのハジ同様に、超ベテランのバルデラマに中盤のゲームメークを任せ、スピードのある攻撃陣にゴールを狙わせます。大会後の引退が予想されるバルデラマが最後の輝きを見せるかどうかにかかっていると言えるでしょう。
 コロンビア空軍は、紛争用のいわゆる作戦機は貧弱ですが、麻薬マフィアの中心地と言われるだけあって、対ゲリラ用COIN機の装備がやけに充実しています。
 作戦機は中小国の標準機、ミラージュ5クフィルC7をそれぞれ14機前後のみ。それに対して、対ゲリラ用と思われる機種はAC-47ガンシップ、アルゼンチン製のIA-58プカラ、ブラジル製のAT-27ツカノ、セスナAT-37Bドラゴンフライ、ロックウェルOV-10ブロンコといったラインアップです。もちろん、軍用ヘリコプターも多種・多数を装備しています。
 コロンビアの航空産業としては、軽輸送機EL-1を開発しているガビラン社があります。
●コロンビア空軍公式サイトはないようです。
チュニジア
チュニジア Tunisia
●FIFAランキング…23→19→22→26位 ●サッカー協会…FEDERATION TUNISIENNE DE FOOTBALL
【5大会ぶり2度目

 躍進を続けるアフリカン・サッカーにおいて、ヨーロッパ流の戦術を採り入れた近代的なチームと言われるのが、地理的にも地中海を挟んでイタリアのブーツに蹴られる位置にあるチュニジアです。アフリカ地区最終予選でも5勝1分けと安定感のある試合を続け、2回目の出場を決めています。
 まだ特に有名な選手を持っていないチュニジアですが、中盤のベヤとフォワードのベン・スリマネがドイツで同じチームに所属、強力なカウンターアタックを可能とするコンビでしょう。
 作戦機30機強程度の弱小空軍国です。F-5E/FタイガーII戦闘・攻撃機1飛行隊程度と、対ゲリラ用にMB326K/Lなどを装備していると思われます。
●チュニジア空軍公式サイトはないようです。

第1回/Hグループ> <第2回/Cグループ> <第3回/Aグループ> 
第4回/Bグループ> <第5回/Eグループ> <第6回/Dグループ
第7回/Fグループ> <第8回/Gグループ>


※FIFAワールドランキングは12/22→2/18→3/18→4/22版。詳細は「FIFA ONLINE
「フランスW杯オフィシャル・サイト」

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