ホーム(H) 放熱レポート ご感想/ご投稿 '99.04.17  THE HORNETS'80 Web
UNI君アジアを行く〜RASFパヤレバー基地祭攻略編〜
Part-3   Text & Photo UNI
RASF PAYA LEBAR AIRBASE 【RSAF Aeromedical Centre見学ツアー】
E-2C
●シンガポールでは011,012,014,015の4機のE-2Cを運用中。013は欠番なのだ。
 今回のオープンハウスでは二種類の基地内見学ツアーが各4回づつ催されていた。各コースとも先着20名程度でエプロン裏の建物で予約をする必要がある。そして時間になるとバスで5分ほど離れた施設に連れて行ってくれるのだ。
  まずはRSAF AEROMEDICAL CENTREツアーに参加した。約1時間の航空生理学関連の施設見学コースだ。見学順に記してみよう。
  1. 耐G訓練用遠心機と訓練時のビデオ上映

  2. 一般(整備員)は5.5Gで失神。パイロットものすごい形相となって「One, two, three!ハァー(呼吸)、One, two, three,!ハァー、…」と叫びながら、8.5から9.0Gに耐えてるシーンが印象的だった。
  3. 緊急脱出用具解説の部屋見学

  4.  ここでは創設時から使用されてきたヘルメットの変遷、サバイバルキット、ハンターのエジェクションシートの見学だ。
  5. 減圧チャンバー見学

  6. 低酸素状態でマスクを外した被検者がオチャラカホイを開始。高度(気圧)表示は気づかなかったが、30秒ほどでメロメロになるシーンをモニターTVにて上映。
  7. エジェクションシートトレーナー見学

  8. シートのみの射出実演あり(シートが1.5mくらい射出される)。
  9. Somatogyral turn table実演

  10. 日本語では何というのだろう?見学者より希望者一名を募り、小さな箱(密閉され、外部と遮断される)に入れたのち、ゆるゆると回転させる。やがて回転を止め、彼を表に出すとどうなるか(^^;)?コリオリの力がどーの、耳の奥の器官がどーのと言っていたが、英語を理解することができなかった(やっていることは分かるのだけど)。
 ま、ざっとこんなモノでしたが、日本国内ではこのような施設はまず見学出来ないので、たいへん参考になったことは言うまでもない。

【シミュレータ見学ツアー】
SF260
●セレター基地「ファルコン」飛行隊の練習機SF260MS。
 続いてシミュレータの見学ツアーに参加する。これも1時間チョイのツアーでブリーフィングルームで時間調整したあと、8名程度のグループに分かれて見学となる。ブリーフィングルームの壁に掲げてあった「シンガポール空軍の9の基本(原語はValue。うまい訳が浮かばない)」を記録しておいたので紹介しておこう。
The Nine RSAF Core Values;
1.Loyalty to Country, 2.Ethics, 3.Professinalism, 4.Care for Soldiers, 5.Safty, 6.Dicipline, 7.Leadership, 8.Team excellnce, 9.Fighting Spirit

…だそうだ。
  1. A-4シミュレータ

  2. A-4SU
     さて、まずはA-4シミュレータの見学だ。コクピットは固定式?。3名のみがこのシミュレータ内で見学し、残りは操作室(私もこちら)での見学となった。シミュレータは半球状の周囲に映像を投影するタイプ。ストーリーは「東の海上から接近してくる敵機(バンディットと言っていた)に対し、パヤレバーを南に向けて離陸する。我々はNo.2だ。エンゲージするまで2分弱!直ちにFox2!、Splash!!
     続いて反転降下して海上の艦艇めがけてロケット弾発射!!…。」このあと空中給油の予定だったが時間の都合でおしまい。
     「全ての気象条件を再現することができます。」と説明員が指さすモニターには「Snow」の文字もあって、一同大爆笑(^^)!!
  3. F-5シミュレータ

  4. F-5S
    ●F-5Eをシンガポールで改造したF-5S。機銃は左側だけ。F-5Fを改造したものはF-5Tと呼ぶ。
     続いてF-5シミュレータ見学。6軸ということらしいけど…。ちょっとヒアリングに自信がない。案内員「ボランティアで乗ってくれる人!」「ハイ!ハイ!(^^)/」と僕。「じゃ、アンタ」「チョイ待ち。僕は日本人だけどイイの?」「じゃ、他の人」「…シーン…」というワケでめでたくもシンガポール国民の血税を使って遊んできました(^^)V。
     ヘルメットを被り、キャノピーを閉めてスイッチを入れるとコントロールルームからの声が聞こえる。「リラックスして楽しんでね。」「ラジャー!!」
     離陸時、フルスロットルからアフターバーナーに点火する際にゴンと衝撃。エアボーンは150ktくらいだったかな?ギアレバーはドコ?あれ、もうギアアップしている。フラップ…あ、これももうMになっている…。グイッ!とライトターンすれば直ちにボギーインサイト!! サイドワインダーのオーラルトーンが高まり、Fox2!(勝手にミサイルが発射されている(^^;))Splash!!
     突如画面が変わり、小島に向かって急降下だ。ターゲットに向かってのAGGだ。高度がどんどん下がっていく。曳光弾が弾けてる。プルアップしなくていいのかな?と機銃を射ちながら考え高度計を見ると500ftを切っている…ヤベッ!!
     次の瞬間おしりの下からゴンゴンゴン!!と衝撃が…(^_^;)ゞ
     また画面が変わり、今度はナイトランディング。AOAは13度くらいでタッチダウン。ドラグシュート開傘のショックで前につんのめる。…いやぁ、いい経験だった。
  5. コンバットシミュレータ

フォッカー50MPA
●胴体下、両翼端、機尾に何やらセンサをつけたフォッカー50MPA。
     ツアーの最後はコンバットシミュレータの見学だ。グループを二つに分け、二つの半球状のドーム内に設置されたコクピットに乗り込み、模擬ACMを実施する。(コクピットに座れるのは一人だけ)。クルクル廻る地平線におもわず酔ってしまった。このシミュレータのコクピットはCRTとなっていて、シンガポール空軍全ての機体のコクピットを模せるとか。コントロールパネルを見るとそのほかMiGなど数種類を模することができるようだ。質疑応答の際に「例えばF-5に100発のAAMを搭載するという設定は可能か?」と聞いたら「そのような場合には都度リロードする」のだそうな。あくまでホントの機体の状況でやるとのこと。
 これらのシミュレータを見て驚いたのは市販のパソコンシミュレータ画面にそっくりなこと。いや、市販ソフトが本物を真似ているわけなのだけれど、ホントによくできているものだなぁ、と改めて感心した。
 いや〜、本当によい体験だった。外国人のボクがこんなに楽しんじゃってよかったのかな(^^)?
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