ホーム(H) 放熱レポート ご感想/ご投稿 ' 03/02/02  THE HORNETS'80 Web
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はじめに

 もともと大した情報があるわけでもなく、また、わざわざ博物館の機体を見るためにポルトガルに行く人がいるとは到底思えないのだが、全く情報が無いよりゃマシだろう。観光旅行のついでに寄ってくれりゃぁ、イイんじゃないかと思う。そんな軽い気持ちでまとめてみた。

【ポルトガル空軍博物館Museo do Ar/リスボン郊外】 

(2002年5月2日、5月3日訪問)
写真1
写真1
 まずはリスボン市内から通勤電車に乗り、テージョ川沿いに北東に向おう。オリエンテ駅からは「普通」と「快速」あわせて10分に1本以上の頻度で走っているが、どれに乗っても構わない(ただし長距離急行や特急はダメよ!)。快速で約20分、普通でも25-27分ほどでAlverca(アルベルカ)駅に到着する。改札口は列車の先頭車付近。そしてテージョ川側の駅前がポルトガル空軍博物館だ。
 博物館の入口はハンガー脇の小さなドアといった感じで、屋外展示場の入口はこのドアの脇にある。屋外展示場入口にはカギが掛っていることがあるが、一度博物館に入り、カウンターの担当者に「見たい!」と言えば開けてくれる。屋外展示機を撮るには、50ミリでは少々キツく、35ミリ以下のレンズを持っていくと良いだろう。
館内には比較的古い時代の民間機が多い。目玉はスピットファイアなのだそうだが、どえりゃー暗い所に展示してあったので、写真を撮りたい人はストロボ必携である。
 ボクはここに二日通った(展示物に興味があったからでは無く、屋外展示を撮るのに一日目は天気が悪かったから。もっとも二日目もあまり良くなかったケド。)が、入場料は一銭も払っていない。ここのHPには入場料300エスクードと書いてあったが、入口のオバチャンは何も言わなかったよなぁ?堂々と無視して入場しちゃったので、呆れられたかな(^^;)?1971年7月1日開館。

URL http://www.emfa.pt/FAPING/museu/pag1a.asp
アクセス リスボン中心部から北東へ約15km。Alverca駅前。
住所 Alverca do Ribatejo 2615
 Tel. 351-21-958-27-82 か 351-21-958-12-94
開館日 火曜日から日曜日の10時から17時(7-9月は18時まで)
休館日 月曜日、1月1日、12月24-15日、イースターの日曜日
入場料 不明
展示機
[屋外]
・フィアットG91R/3 5441 / 91-1-0064 退色が進んでます。
・T-38A 2601 / 01-0843
・A-7P 5508 退色が進んでます。
・F-86F-35-NA 5319 / 52-5262
・ハリケーンIIC RV-J / #591 実はレプリカです。
[屋内]
・スピットファイア HF.IXC Z-MR / ML255 / DA/05/207244/D5 暗くて撮れん!
 その他、約20機。展示されていたバンパイアが片付けられたとか、T-37が加わったとかいうウワサもある。
写真1
現在ではタイ海軍が使っているが、最初からコルセアIIを購入して使ったのはポルトガルだけ! 単座のA-7Pを44機、複座のTA-7Pを6機、1981年から1999年7月10日まで使用していた。
写真2
1958年から1980年までの間に65機が使用されたF-86F
写真3
フィアットG91R/3。日本ではフィレッチェトリコローリの使用機として有名な機体だろう。1966年から1993年までR/3、R/4および複座のT/3の3タイプが使用された。
写真3
ポルトガル空軍機の中で最初に水平飛行中に音速を超えた機体となったT-38。1977年から1993年まで使用された

【Alverca空軍基地/リスボン郊外】 

(2002年5月3日訪問)
写真5
ゲートからでは撮らせてくれないため、仕方なく駅前に戻って105mmレンズで撮ったT-37
写真6
上の写真を拡大してみた(^^;)
 ポルトガル空軍博物館の周辺…。もちろん、「空軍博物館が基地の敷地内にある」ということなんだが…(^^;)。駅前の道をテージョ川の方向(東側。滑走路の方向でもある)に50メートルほど行った所がゲートだ。ゲート近くにアシャス・デ・ポルトガル塗装のT-37(#02411)が台座の上で右旋回しているが撮影禁止(悔しいから駅から撮っちゃった)。
 さらに道を30メートル行くと遮断機があり、奥は駐車場となっている。これより先は一般人進入禁止だ。駐車場入口で「撮っていい?」「ダメ」「じゃぁ、見るだけね(^^)」という会話を交わしつつ、基地内を観察すると200メートルほど離れたハンガー裏にA-7Pが14機ほどゴチャゴチャと集められているのが見えた。また滑走路脇の草地にJu-52×2機、F-86F×2機、ノール・ノラトラの迷彩機×2機、ノラトラの白塗装機×1機、P-3×1機、機種不明の四発輸送機(DC-6?)×2機を確認した。これらは駅や列車の中からでも見えるが、遠くてとても撮れるような状況ではない。駅から南の方向に伸びる道路沿いに歩いてみたが、撮れるような場所は発見できなかった。
 滑走路の南端付近は草原/湿地帯が広がっており、ちょっとやそっとでは近寄れない。
北端の状況は未確認だ。


【海洋博物館Museu da Marinha/リスボン市南部】 

(2002年5月3日訪問)
写真7
いつも観光客の絶えないジェロニモス修道院。この建物の左手が海洋博物館となっている
 大昔から現代の潜水艦に至る船の模型や大航海時代の航海用具、式典用ガレー船(レプリカ?)などと共に3機の航空機が展示されている。照明は暗く、撮影するにはISO100のフィルムで1/30秒、開放程度の条件となる。見学コースの最後にはカフェテリアがあり、食事も出来るが、市内のレストランよりやや高い。またギフトショップもあるが、大した物は無い。
 博物館自体は2時間もあれば十分に見学できるが、ベレン地区には観光名所が数多くあるので、この周辺だけを一日ジックリ見て回るスケジュールを組むと良いだろう。リスボン市内の移動にはバス・市電・ケーブルカー・エレベーターに一日乗り放題のチケット(2.30ユーロ)がお得だ。地下鉄も乗れるチケットや3日券なども販売されているので、日程に合わせて前日までに購入するようにしよう。

アクセス 博物館はベレン地区の観光名所ジェロニモス修道院の脇にある。市電ならフィゲイラ広場からNo.15で30-40分。
 バスならポンバル公爵広場近くから、No.27、49番で約30分。
 列車ならカイス・ド・ソドレ駅から約10分のBelem駅まで行き、ここから歩いて10分チョイってところか。
住所 Praca do Imperio, 1400 Lisboa
開館日 火曜日〜日曜日の10:00〜17:00。月曜と祝日は休館。
入場料 3ユーロ
展示機
・グラマンG.44 Widgeon #128
・Schreck F.B.A. No 203 / 2
・Fairey IIID #17 "SANTA CRUZ"

写真1
1940年代に12機が供与され、1968年まで中距離偵察や輸送に使用されたグラマンG.44 Widgeon
写真2
Schreck F.B.A.
写真3
1922年に実施されたリスボンから南米リオデジャネイロまでの大西洋横断飛行において、3番目の行程を受け持ち、南アメリカに渡ったFairey IIID、「Santa Cruz」号。こちらがホンモノで空軍博物館にあるのはレプリカ

【空港脇のCV-880/リスボン空港脇】 

(2002年5月3日訪問)
写真5
「おおっ!何なんだ!この機体は?」と好奇心旺盛な男性諸氏は夜、ここに集まってくる…?
 リスボン空港の周囲を走る国道の空港東側ゲート付近(レンタカー駐車場あたり)に突如現れるCV-880。オオッ!なんだ、なんだ?と、確認するために空港ターミナルから歩くこと15分。元Avialo航空の機体の様だが、今は外部エアコンユニットを取り付け、一種の店舗として利用されているようだ。周囲にはネオン管が這いまわっているので、夜はさぞかし美しく輝くことだろう。窓にはカーテンが引かれ、中は見えないが、後部ドアから入ることができる。そして入口付近にはこんな看板が立っていた。「Show Girl、 Strip & Service…」(^^;)。

アクセス リスボン国際空港の脇。空港ターミナル正面口からおおよそ南東方向、徒歩約15分。
住所 不明
開館日 不明だ。恐らく夕方から深夜に入ることが出来るだろう。
入場料 こちらも不明だが、恐らく相当な額の「サービスチャージ」が必要と思われる(^^;)。
展示機 CV-880のみ。S/N不明。

アクティブエアクラフトウォッチング

・基地外からの写真撮影は禁止という話しをオランダ人マニアから聞いている。
・オープンハウスは不定期開催だが、おおむね2年に1回以上、どこかの基地を公開している。

写真1
在りし日のフィアットG91。IAT'93にて。(HK撮影)
写真2
ループの頂点で2セクションに分かれるアシャス・デ・ポルトガルのT-37C。IAT'89にて
以上

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