ホーム(H) 放熱レポート ご感想/ご投稿 ' 01/04/15  THE HORNETS'80 Web
         
         
         
         
         
FAI WORLD GRAND PRIX OF AEROBATICS 2000
2000/10/21-22 ■文・飛鰯/写真・山岳波
Photo by 山岳波
◆スペースナイツの3機による見事な編隊飛行。
■10/21(土)・予選
 午前10時にオープニングフライト。グランドスタンドを中心に派手に飛ぶ。やっぱりここでワクワクしてくる。今年は、会場アナウンスに解説がついてシュナイダー誌の後藤編集長、日曜日には桂文珍師匠がゲストに加わった。

 午前11時、予選始まる。青い空に機体とスモークが美しい。各機とても元気、演技終了後のローパスも派手だが、場外離発着場は演技しないと生きていけないパイロットたちが降りる前に派手にやっている。昨年と違い、スホーイ2機が2組とアクロイージーでの1組とでチームフォーメーションの演技がありました。

 エキシビジョンはみな音楽付きでの演技だ。単機、ディュオときて、4機で勝手に乱舞されるとあっちこっちで暴れていて、どこ見ていいんだか…。

 エキシビジョン演技が終わり予選結果が発表される。個人はピーターベネゼイがトップ確かに演技に切れがあった。チームフォーメーションはスホーイデュオがトップだが、3組の点差は5点と3点。え、予選結果は演技の順番を決めるため(ポイントの低いものから演技をする)だけで明日の点数には影響しないって? 「なんじゃそりゃ」と聞いた瞬間感じてしまった。まぁ昨年決勝日に突然当日の演技結果だけになるよりはいいかと思う。

 今年のツインリンクもてぎのピットエリアには機体がいなく 今年は会場南にある場外離着陸場からの発着となっている。運輸省からクレームで、サーキットのストレートは緊急時の離発着場なのでそこで常時離発着してはならんということだそうだ。午後4時30分からフライトガーデンオープンということで機体の近く(ロープ越し)までいけて、パイロットたちはサインに応じてくれる。こうして1日目の日が暮れる。
Photo by 山岳波
◆こちらはイギリスのスホーイ・デュオ・チームによるバック・ツーバックの演技。電光掲示塔までの距離はかなり近い。
■10/22(日)・決勝
 2日目は雲が低く垂れ込めた曇天、山の中だけに雨が降らないことだけを祈る。
 Br.Jrの演技がオープニングフライト前にある。オーバルコースでの奥行きは少ないが幅があるのをいかした演技を行っている。ちょっと傾いたオーバルのストレートでの演技はお疲れさまです。で午前中はリモートパターンでオーバルコースの向こう側へ飛来と帰投とを行っていました。

 決勝の演技は、すべて音楽付きの演技で曇天の中ながら派手に飛んでいる。今日はお客が多いこともあり、グランドスタンドや場外離発着場は演技しないと生きていけないパイロットたちが降りる前に派手にやっている。ただ素人目には曇天のためわかりにくい。スモークも見ずらいし…。

 午後2時からのエキシビジョンは土曜日とほぼ同じ内容。ということで、今回の離発着場である南駐車場場外離発着場に向かう。駐車場を見渡せる斜面にちょっと上りエキシビジョンに離着陸する機体を見る、グランドスタンドのほうも見えるが4機乱舞は遠目に見てもなんだかなぁの感想。

 16時になり、離発着場がフライトガーデンオープンも兼ねて表彰式が始まる。グランドスタンドの方ではアナウンスは特になかった。
 個人はピーター・ベネゼイが優勝、チームフォーメーションはスホーイデュオが優勝を獲得した。
 そのあとはパイロットを捕まえてサイン大会だぁ。2日目の日も暮れていくのであった。
Photo by 山岳波
◆スホーイ・デュオによるフォト・パス。
 左側にバンクをとり、右ラダーを踏み込んで観客に機体上面を見せるようにしてローパスする。エアショーでよく見られるマニューバー。
■参加選手
個人競技
  ピーター・ベゼネイ , Peter Besenei , Hungary
  ユルギス・カイリス , Jurgis Kairis , Lithuania
  スベトラナ・キャパニナ . Svetlana Kapanina , Russia
  ニコライ・ティモフィエフ , Nikolay Timofeev , Russia
  アレクサンダー・クロトフ , Alexandre Krotov , Russia
  ミハイル・マミストフ , Mikhail Mamisutov , Russia
  セルゲイ・ラクマニン , Serguei Rakhmanine , Russia
  クラウス・シュロット , Klaus Schrodt , Germany
  マーチン・スタホリック , Martin Stahalik , Czech Rep.
  ビクトル・チュマル , Viktor Tchmal, Russia

チーム・フォーメーション
○スホーイ デュオ -Sukhoi Duo- , Great Britain , Su-31
  スティーブン・ジョーンズ , Steven Jones & ポール・ボンホム , Paul Bonhomme
○スペース ナイツ -Space Knights- , France , Acro EZ
  リアル・ウエバー , Real Weber
  ミシェル・コステ , Michel Coste
  アラン・アミオット , Alain Amiot
○アパッチ -Apache- , France , Su-26
  ジャック・ボスリン , Jacques Bothelin
  フィリップ・ラル , Philippe Laloix
  ジャック・ペレ, Jacques Perret
■参加機体
  EXTRA 300S ドイツ製
  Su-26・Su-31 ロシア製
  Acro EZ アメリカ製
Photo by 山岳波
◆仏のアパッチ・チームによるスホーイ26のナイフエッジ。
 このチームは普段はピラタスPC-7・3機でフライトしている 。
 開催時期はイベントカレンダーに(毎年12月ごろ更新)、タイムスケジュール等は、ツインリンクもてぎのイベントのページ掲載されます(2ヶ月くらい前から?)。簡単なエアロバティックの解説や選手紹介が2000年の場合は掲載されていました。もちろん交通アクセスなども参考になると思います。URLは、
http://www.twinring.co.jp/
 こちらのページのレースリザルトには、順位と獲得ポイントも掲載されますのでイベント後も参考になります。

 来年も開催されると行きたいなぁとお思いの方も多いと思います。モテギははっきりいって、とんでもない山の中です。東海地方にすんでいる自分には信じられないような遠距離です。自分はバスツアー(東京からの1泊2日と日帰りがあった)利用しています。その他交通アクセスもツインリンクもてぎのページに出ています。

 さて、撮影ポイントが写真を撮られる方は気になると思います。
 最初は、グランドスタンド。演技はチョット遠くで行われます(300や400mmでもきついかな)が、ねらい目は演技後のパスやエキシビジョンフライトの時です。グランドスタンド前まで降りてきてパスしていくときの迫力は最高です。アストロビジョンが前にあり、演技中の機上カメラの絵もそちらに出ることから基本の場所と言えるでしょう。
 第1ターンの観客席、ここは演技エリアを斜めに見ることになります。天気がよくなれば午前の早い時間以外はほぼ順光で撮影できることや、グランドスタンド前をローパスしていった機体を迫力ある絵で取れます。
 ピットエリア、こちらは演技エリアの真下になる場所もあり、演技を取るには良いかも。またグランドスタンド前の演技も十二分に堪能できる場所です。
 場外離発着場、離着陸時のおちゃめな迫力ある絵を取るならここしかない。
 最後は第2ターンからグランドスタンドの反対側、ここは演技エリアの左角後方の真下なる。首を上げる角度が大きくのが欠点か。ただし午前中から逆光気味、昼からはほぼ逆光となる。またグランドスタンドのローパスははるかかなたの出来事になってしまう。
 お好みに会わせて撮影ポイントはお決めください。ただ、会場側も人の入り方を読み切れていないことがあり、決勝日の第2ターンの観客席は、入場券がないと入れないとこだったのに、駐車場の追加のためにフリーエリアに変更されるなど、チョットとまどったことがありました。
Photo by 山岳波
◆今年は2位だったユルギス・カイリスがスホーイ31で背面ローパスを決める。
文・飛鰯/写真・山岳波■
⇒飛鰯さんのホームページのWGPA2000写真レポート
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